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5月12日 巻坂長編その2UP。

紅茶に詳しくなったところで今度は少し個性的な茶葉を試してみましょう。
一口に茶葉といってもブラックティー向き、ストレート向き、ミルクティー向きと分かれます。
私はこれが好き(・∀・)と心に決めた飲み方がある方も、たまにの冒険はいかがでしょうか?
私事ですが基本ブラックティーのみですけれども、時たまにミルクティーが飲みたくなることもあります。
『美味しい紅茶は人肌ぐらいになっても美味しいし、砂糖やミルクをくわえてみると茶葉の質の良さがわかるよ』
仲良くさせてもらっている紅茶店のマスターの言葉です(´▽`)では、はじめましょう。


・アッサム(Assam) ミルクティー向き 

フルリーフとCTCの2タイプがあります。濃い水色と濃厚な味が特徴ですのでストレートで飲むにはクセがあります。
ロイヤルミルクティーやチャイの茶葉として多く使われていてミルクにも負けない風味は格別。
動物性脂肪の高い味の濃いお菓子との相性はバッチリです。


・ニルギニ(Nilgiri) ミルクティーorアイスティー向き

ファニングスやCTCタイプが主でクセも無く渋みも少なくあっさりとした味わいですのでストレートで飲んでもOK。
自己主張が無いのでブレンドにもよく使われていてハーブティーやフルーツを加えたアレンジティーにもピッタリ。
あっさりしているのでどんなお菓子、食事にも合います。


・ウバ(Uva) ミルクティー向き

世界三大紅茶の一つであるウバ。タンニンを多く含み刺激的な渋みはミルクティー以外の選択肢は無い気がします。
レストランなどではアイスティーとして出しているところもありますが本当、結構びっくりすくらい苦い。
良質なものは華やぐバラのような香りに口に含むと広がるメントールがなんとも爽やか、お菓子を選ぶならあっさりめのチョコレートを。


・ヌワラエリア(Nuwara Eliya) ブラックティー向き

ブロークンタイプが多いヌワラエリアはストレートから初めてそろそろ次に何か別なものをと考えたときにオススメです。
クセが無く、草萌るような爽やかで優しい香りと透明感のあるオレンジの水色は口当たり良くとても飲みやすい。
繊細な香りは是非ともブラックティーで、チーズケーキや軽いお菓子、酸味のあるフルーツなどがオススメです。


・キャンディ(Kandy) アイスティー向き

セイロン紅茶の中にあるキャンディの魅力は深く輝くオレンジの水色、それを生かしてブレンドに使われる事が多いです。
タンニンも少なく渋みも弱いので口当たりも良い、またクリームダウン(お茶が冷える時にタンニンが白濁する現象)が
起こりにくいのでアイスティーにも適しています。どんなお菓子、食事にも合いますのでお試しあれ♪


・ディンブラ(Dimbula) ストレート向き

ウバやヌワラエリアのような渋みが無いのに口当たりは穏やかで風味も良い、日本人向きの紅茶です。
ディンブラだけで飲むこと売られていることは専門でない限りあまり見掛けません。
最初に書きましたが日本人の口によく合いますのでお菓子よりは食事向きです。


・キーマン(Keemun・祁門) ブラックティー or ミルクティー向き

名前から察する通り中国の紅茶で世界三大紅茶の一つでもあります。
紅茶のルーツとしてイギリスでは由緒あるお茶として珍重され、ホテルのレストランでアフタヌーンティなどで出されます。
本場ではブラックで飲みますが独特の香りはミルクティーにするといっそうオリエンタルな雰囲気を味わえます。
ドライフルーツや月餅などアジア系のお菓子を添えて。


・ラプサンスーチョン(Lapsang Souchong・正山小種) ブラックティー向き

アールグレイの説明で少し触れました着香茶、これは今まで紹介したどのお茶より個性的です。
燻製を思わせる強烈な松の香りはお茶と言うより妙薬を口にしている気分、しかし好きになってしまえばたまらないのだそう。
単体で飲むにはあまりに強烈なので紅茶ブレンドにひと匙だけ足してみるといいかもしれません。
先ずはお試しで少量購入をオススメします、決して安くは無いので飲めなかったら勿体無いです(~_~;)
単体で頂くか、同燻製したチキンなどをご一緒に。


続いてフレーバーティーです。
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